尼崎市塚口町、伊丹市エリアのピラティススタジオ、Pilates Studio Limone(リモーネ)のYOKOです。
自分の背骨が歪んでることはなかなか気がつきません。
病院や接骨院や検診などで背骨を診てもらった際に初めて背骨に歪みがある事に気がつくことが多いと思います。
実は背骨に歪みがあると腰痛や肩こりと身体に色々な不調が起こりやすくなるのです。
普段、日常生活で背骨を意識することはあまりないですよね。。。
ピラティスは背骨の意識を大切にしながらエクササイズを行います。
今回のコラムではまず背骨の事を理解して頂き、背骨の動きの大切さや背骨の歪みが身体にどういう影響を与えるのかをお話しさせて頂き一人でも多くの方がピラティスに興味を持って頂ければ幸いです。
背骨について
背骨の構造
背骨とは身体を支える大切な役割を持っています。
背骨は正しい姿勢を保つのにとても重要です。
背骨は頸椎7個。胸椎12個。腰椎5個。仙骨。尾骨。計24個からの椎骨で構成され5つの部位に分かれています。
頸椎は頭の重さを支えています。長時間のデスクワークや下を向いてのスマホの作業で頸椎に負担がかかりやすくなり頸椎が歪む原因になるので日常生活での影響が出やすい部位です。
胸椎は背中が丸くなる猫背姿勢や胸椎の柔軟性低下によって胸椎が硬くなってきます。
胸椎が硬くなると呼吸が浅くなり自律神経の乱れにも繋がっていきます。
腰椎は猫背姿勢や肋骨が開いたりと姿勢が崩れると腰椎に負担がかかりやすくなり腰痛の原因となります。
背骨は身体を支える役割以外にも身体を動かす役割であったり、内臓を守ってくれたり脊髄などの神経を保護する働きなどもありますので背骨のケアはとても大切です。
背骨のニュートラルポジション
背骨の「ニュートラルポジション｣とは背骨が自然なS字カーブを描いている状態です。
前後にゆるいカーブを描いています。
頸椎は少し前方に湾曲
胸椎は少し後方に湾曲
腰椎は少し前方に湾曲しています。
背骨のS字カーブの役割について
・体重による負荷を分散する。
・運動時の衝撃を吸収する。
・立位時のバランスを保つなどの役割を持っています。
歩いている時に起こる身体の上下運動の衝撃を吸収したり、立ったり座ったりしている時に身体の重さを支えたりしているので背骨のニュートラルポジションが崩れると身体のどこかに負担がかかり身体の動きに不調が出やすくなるので背骨のS字カーブは大切なのです。
それでは背骨のニュートラルポジションをチェックする方法をお伝えします。
・ニュートラルポジションのチェック方法
両膝を立てて仰向けの状態
胸や腰の床の隙間を確認する
腰の下はマットについている状態で腰は手のひら１枚分程度のスペースがあいている状態が良い
首の後ろと腰の後ろに柔らかいカーブがあるのが理想です。
「背骨を真っ直ぐ」という印象がありますが実は緩やかなカーブを描いているんですね。
背骨の歪みの原因とは
背骨の歪みの原因はほとんど日常生活での姿勢や身体の癖などで原因で起こります。
・日常生活での姿勢で座っている時に足を組む人は骨盤に歪みが出て身体のバランスが悪くなるため背骨が歪みやすくなります。
・長時間のデスクワークでも背骨に歪みが生じます。
猫背になりやすい姿勢ですので背骨の胸椎の湾曲状態が続くと胸の筋肉はS字カーブ以上に後湾がキツくなり胸が硬くなります。
その結果、胸椎が動かしにくくなる為、代償として腰椎を使う事になるので腰椎の自然なS字カーブが潰れて過剰に反ってしまうことが原因で背骨に負担がかかり腰痛の原因に。
また電話やパソコン、テレビが正面よりも右側にあった場合、日常的に身体が右に回旋する機会が多くなるので背骨の歪みの原因にもなりますしどちらかの脚に重心を掛けた立ち方を続けているのも背骨の歪みの原因となります。
ほとんどが日常生活での姿勢が原因なのです。
背骨の歪みから起こる側湾や腰痛について
背骨の歪みから起こる側湾症とは
背骨の歪みから起こる側湾症とはご存じでしょうか
側湾症は大きく分類すると構築性側湾症と機能性側湾症の2つに分類されます。
構築性の側湾は先天性などが原因で起こる側湾症です。
機能性側湾症は不良姿勢や日常生活の癖や長年の仕事の姿勢や寝ている時の姿勢、脚の長さの違いなどが原因で背骨が捻れることによって歪み、弯曲するものを言います。
側湾症になると片側の筋肉が緊張しやすくなり片側の筋肉が緩むので不均等な姿勢になってきます。
その不良姿勢で生活が続くと腰や肩や首などに痛みやコリが出やすくなり腰痛などに悩まされることになってしまいます。
日常生活の不良姿勢で誰でも側湾症になる可能性はありますよね・・・
側湾症かどうかの判断は病院でレントゲンが必要ですが簡単にチェックする方法があります。
・立位姿勢でのチェック方法
肩の高さの左右差
肩甲骨の上と下の位置の左右差
骨盤の左右の位置をみる
・前屈姿勢
左右どちらかに骨や筋肉による盛り上がりがあるかどうかを見る。
上記の項目に当てはまる方は側湾症の可能性もあるのでその場合は病院で相談してみてください。
背骨の歪みから起こる腰痛とは
上記の側湾症の件でお話しましたが背骨が歪むと片側の筋肉が緊張して拘縮しやすく反対側の筋肉は緩んで筋力低下に繋がってきます。
そうなると腰や首や肩や背中にも影響がでてきます。
身体筋肉のバランスが崩れると背骨が歪む原因になってきます。
背骨が歪むと体幹で支えきれずそうなると腰に負担がかかってきやすいので不調がでやすくなり腰痛の原因になります。
背骨に歪みがあると身体の中心軸がずれてしまうので身体が偏った使い方のまま過ごしていると自然と身体は偏ってきますよね。
しかし、なかなか自分の身体の歪みとか身体の癖に気がつくのはなかなか難しいものです。
そういった場合はパーソナルレッスンなどを活用して頂き正しいポジションを維持しながら背骨や骨盤の歪みを整えるマシンピラティスはおすすめです。
なぜピラティスが背骨の歪みに効果的なのか
ピラティスとは身体の学習です。
自分自身の身体と向き合うのがピラティスです。
自分自身の身体を見つめなおし日常生活での身体の癖や左右のバランスを整えるための運動です。
ピラティスは正しいポジションでトレーニングするので体幹はもちろん全身の筋肉を鍛えることができます。
ですので今まで使えていない筋肉を使う感覚があるとお客様から良く言われます。
それは普段自分が使いやすい状態でしか使っていなくて正しいポジションになると使えてない筋肉を使うからです。
普段頑張りすぎている筋肉の緊張が緩み柔軟性も高まってきやすくなります。
本来使うべき筋肉が働き、硬くなっている筋肉の緊張が緩み本来の正しい関節や骨の位置に戻すことができるので筋肉のバランスが整い背骨の歪みが改善していきます。
背骨の歪みにはマシンピラティスが効果的
マシンピラティスで期待できる効果とは
ピラティスは側湾症などの身体の左右のバランスの調整や不良姿勢によっておこる痛みの症状の緩和など期待できます。
マシンピラティスは一つの筋肉だけではなく様々の筋肉の柔軟性を出したり可動域を大きくできるので身体を快適に動かせるようになっていきます。
マシンピラティスでは体幹を安定させながら股関節や肩関節など分離して運動が可能です。
また背骨にも深くアプローチしていきます。
一つ一つ背骨を動かせるようにしていきます。身体を機能的に動かす事ができるような学習をしていき背骨や肩甲骨や骨盤や股関節などを意識しながら正しい関節や骨の位置で動かす事によって姿勢の改善やインナーマッスルの強化、ダイエット、引き締め、自律神経を整える効果があるので更年期障害の緩和にも良いとされています。
マシンピラティスで体幹を強化する
マシンピラティスは体幹を強化するのにも向いています。
体幹を鍛えるのに重要なインナーマッスルの腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋群の筋肉が腰を守ってくれることで腰痛も防いでくれます。
マシンピラティスではこれらのインナーマッスルの筋肉を鍛えるのに効果的です。
・腹横筋
背骨の安定
コルセットの働きをするので腰を安定させる
・多裂筋
背骨のインナーマッスル
腰や股関節周りの筋肉のバランスを保つ
・横隔膜
呼吸に影響するので腹圧を高める
体幹の安定
・骨盤底筋群
加齢により機能低下
出産後に影響が出やすい
マシンピラティスは負荷の調整が可能です。
インナーマッスルを鍛えるには負荷をかけ過ぎずに身体をコントロールしながら正しい関節や骨の位置で呼吸と連動しながらゆったりと動かすことによってインナーマッスルを鍛えることができ体幹の強化に繋がっていきます。
体幹を強化すろと姿勢が良くなります。
姿勢が良くなると背骨の歪みが改善され腰痛の予防や改善に繋がっていきます。
マシンピラティスで背骨の歪みを整える
腰痛の原因の一つには骨盤や背骨の歪みが挙げられます。
猫背や反り腰などが原因での不良姿勢から腰痛が起こるのも少なくありません。
ピラティスはしなやかな身体づくりに特化しています。
そしてピラティスで一番大切にしていること「背骨」です。
背骨を一つ一つ意識を持って動かすことによって背骨の柔軟性も出しながらマシンピラティスでは背骨の正しいカーブを保ちながらその方に合わせた負荷でエクササイズをするため骨盤や背骨が正しいポジションに整ってきます。
そうすることで身体のバランスが改善され腰痛の原因となる身体の歪みが解消できるようになっていきます。
特にマシンピラティスではマシンのサポートを受けながらできるので自重でするより正しい姿勢を維持しやすく、身体にとって無理のない範囲で行う事ができるので効果的に歪みに対してのアプローチが行いやすくなるでしょう。
まとめ
背骨の歪みはピラティスである程度は改善できますがご自身の身体に目を向けて日常生活でも気をつける事も大切になってきます。
座っている時に足を組まない、片脚体重にならない、決まった方向にばかりカバンを持たない、目線は少し上を見るように意識するなどの工夫をすることで身体の不調の改善も見込めます。
そしてピラティスで自分自身の身体の癖をみつけてニュートラルでの意識をもちながらトレーニングを継続していくことが背骨の歪みの改善に繋がっていきます。
～～～～～Pilates Studio Limone～～～～～
私たちは、皆さまにお身体のお悩みを抱えることなく毎日を幸せに楽しく過ごし頂けるようにピラティスを通じて姿勢改善やお身体の不調を整えていく取り組みをさせていただいております。
「姿勢が良くなると気持ちも変わる」
- 国家資格の理学療法士によるカウンセリングやトレーニング構築
- マシンピラティスとマットピラティスの併用により、数1000種類のトレーニング内容から利用者様に合ったメニューでのパーソナルトレーニング
そのため、ただトレーニングを提供するだけではなく皆さまの様々な悩みにお応えし寄り添いながら楽しい人生を過ごして欲しい想いで私達は取り組んでいきます。
不良姿勢により体のゆがみが気になる方は是非お待ちしております。
今後もホームページ内では皆様に役立つ内容や自宅での行えるような取り組み内容を発信していきたいと思います。
定期的に見てくださいね。
メニュー紹介
尼崎市塚口町、伊丹エリアのピラティス専門パーソナルジムlimone [ リモーネ ]は理学療法士監修のピラティスプログラムで肩こり・腰痛、姿勢改善を初め膝関節痛などお身体に対する不調の改善をサポート。
初心者にもやさしいマシンピラティスでのトレーニングあり。
その方の目的・目標に合わせたトレーニングメニューを提供していきます。
腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症、変形性関節症、脳梗塞後遺症、パーキンソン病などの多くの疾患を抱えた方も来店されております。
神戸市東灘区、芦屋エリアにも出店しており、多くの方のお身体を見させていただいております。
まずはお気軽にお問い合わせください。
グループレッスン
その理由はインストラクターがお客様の身体を確認出来るようにしています。ご年齢や身体の硬さ、運動経験などを考慮し、無理のない範囲でピラティスを楽しんで頂けるように工夫しています...
パーソナルトレーニング
肩こりの原因は長時間、同じ姿勢であったり、デスクワーク、重い荷物...
このコラムを書いた人
ピラティススタジオLimone店長Yoko Irisa
市の介護予防運動や高齢者のリハビリ現場で運動指導を行い、その後はピラティススタジオで勤務。お客様がずっと幸せに健康で暮らせるようにピラティスで良い提案をしたい思いでピラティススタジオLimoneを開業。
保持資格
- PHIピラティスインストラクター
- シニアピラティスインストラクター
- 介護福祉士
- 介護予防運動指導員
ピラティス体験レッスンのご案内
ピラティススタジオLimoneではピラティス体験レッスンを行っております。
- ピラティスってどんなことをやるのだろう
- 運動が苦手だけれどできるかな？
- リモーネはどんな雰囲気なんだろう
- 腰痛や肩こりを治したい
- 身体に疾患を抱えており運動に対して不安がある
- しっかりとお身体を整えて痛みのない生活を送っていきたい
ピラティス初心者のかたも手軽にお試しいただけ、様々な疑問や不安にお答えできます。
ピラティススタジオLimoneの体験レッスンをお気軽にご利用ください。
アクセス
・所在地
〒661-0002
兵庫県尼崎市塚口町1丁目18-17 Tsukaguchi生裕ビル3F西
・アクセス
阪急神戸線 塚口駅から徒歩3分、JR福知山線 塚口駅から徒歩13分
・駐車場
近隣にコインパーキング多数あり
・駐輪場
店舗下にあり。
（壁にLimoneの札を置いてありますのでハンドルにかけておいてください）
伊丹市や西宮市、大阪市からのアクセスも行いやすく多数の方が来店されています。
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ですが呼吸がなぜ大事なのでしょうか。
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