
こんにちは
尼崎市塚口町、伊丹・西宮エリアのピラティススタジオ、Pilates Studio Limone(リモーネ)塚口店です。
「最近、首や肩がずっとこっている」
「腕にしびれが出てきた」
「病院で頸椎症と言われたけれど、運動はしてもいいの?」
といったお悩みを抱えていませんか。
頸椎症は、加齢や長年の姿勢グセによって首の骨に変性が生じる状態で、40代以降の女性にもめずらしくない慢性的な不調のひとつです。
痛みやしびれと長く付き合ってきた方のなかには、「何か自分でもできるケアはないか」と探しているケースも多いのではないでしょうか。
近年、そうした首・肩まわりの不調へのアプローチとして注目を集めているのがピラティスです。
ただし、症状の程度によっては注意が必要な動きもあるため、正しい知識を持って取り組むことが大切です。
この記事では、頸椎症の基礎知識からピラティスとの関係、安全に始めるためのポイント、日常でできるセルフケアまでをわかりやすくご紹介します。
この記事の要点
頸椎症は首の骨(頸椎)の変性によって起こる慢性的な不調で、首こりや肩こり、手のしびれなどを引き起こすことがあります。
ピラティスは、インナーマッスルを鍛えながら姿勢を整えるエクササイズとして、頸椎への負担を軽減するアプローチとして注目されています。
ただし、医療的な治療の代替ではなく、症状の程度や状態によって適切なケアは異なります。
必ず医師の診断を受けたうえで、専門家の指導のもと取り組むことが大切です。
<この記事でわかること>
・頸椎症とはどのような状態か、症状や原因の基礎知識
・ピラティスが頸椎症のケアに注目される理由と期待できる効果
・頸椎症の方がピラティスを始める前に確認すべき注意点
・頸椎症の方向けのピラティスの動きの考え方
・日常生活でできるセルフケアの方法
・専門家のサポートを受けるときの選び方のヒント
頸椎症とはどのような状態?
頸椎症は、加齢や姿勢の悪化などによって首の骨(頸椎)や椎間板が徐々に変性し、周囲の神経や筋肉に影響を及ぼすことで生じる不調の総称です。
特定の病名というよりも、首まわりの慢性的な変性にともなうさまざまな症状をまとめた概念として使われることが多く、「頸椎症性神経根症」や「頸椎症性脊髄症」など、症状の出方によっていくつかの種類に分類されます。
頸椎症の主な症状
頸椎症では、以下のような症状が現れることがあります。
<頸椎症の主な症状>
・首や肩のこり・痛み
・後頭部から肩・腕にかけての痛みやしびれ
・手の感覚の変化や力の入りにくさ
・長時間同じ姿勢をとったときの不快感
・ひどい場合は歩行のバランスが取りにくくなる
ただし、これらの症状があるからといって、必ずしも頸椎症であるとは限りません。
同様の症状は、筋肉の緊張や血行不良、その他の疾患でも起こりえます。
気になる症状がある場合は、まず整形外科など専門の医療機関で診断を受けることが先決です。
頸椎症が起こりやすい人の特徴
加齢にともなう変性が主な原因とされていますが、以下のような生活習慣や体の使い方のクセが症状を進行させたり、若い世代にも影響を与えたりするといわれています。
<頸椎症につながる生活習慣や体の使い方のクセ>
・長時間のデスクワークやスマートフォン操作による首への負担
・前傾姿勢や巻き肩・猫背といった不良姿勢の習慣化
・首や肩まわりのインナーマッスルの衰え
・日常的なストレスや緊張による筋肉の硬直 など
こうした背景を踏まえると、症状の改善・予防においては、姿勢の見直しや体の深部の筋肉を整えるアプローチが有効と考えられています。
ピラティスが頸椎症のケアに注目される理由
頸椎症を抱える方にとって、ピラティスは姿勢改善やインナーマッスルへのアプローチを通じて、首への負担を軽減する可能性があるエクササイズとして注目されています。
ただし、これは医療的な治療の代替ではなく、あくまでも身体のコンディションを整えるためのひとつの選択肢として位置づけることが重要です。
インナーマッスルにアプローチできる
ピラティスの大きな特徴のひとつが、表面の大きな筋肉(アウターマッスル)だけでなく、身体の深部にある小さな筋肉(インナーマッスル)に働きかけることです。
頸椎を安定させるためには、首まわりの深層筋や体幹のインナーマッスルがしっかりと機能していることが重要とされています。
日常生活でこれらの筋肉が十分に使われていないと、頸椎を支える力が低下し、重さのある頭部を首だけで支えることになります。
結果として、首や肩に慢性的な負担がかかりやすくなります。
ピラティスでは、こうした深部の筋肉を意識的に活性化させる動きが多く取り入れられているため、頸椎まわりの安定性を高める可能性があると考えられています。
姿勢の改善につながる可能性がある
ピラティスは、身体のアライメント(骨格の配列)を整えることを重視するエクササイズです。
猫背や巻き肩、前傾姿勢のような不良姿勢は、頭の重心を前方にずらし、頸椎への圧迫を増大させる要因になります。
ピラティスの動きを通じて背骨全体の柔軟性や胸椎(背中の骨)の動きが改善されると、首だけに負荷が集中しにくくなることが期待されます。
首・肩・背中・骨盤といった部位のバランスを全体的に整えるアプローチが、ピラティスの特徴のひとつです。
緊張しやすい筋肉をほぐす動きも含まれる
頸椎症では、首・肩・背中まわりの筋肉が慢性的に緊張していることが多くあります。
ピラティスには、過剰に緊張した筋肉をリリースしながら、弱くなった筋肉を活性化するという「バランスを整える」考え方が根底にあります。
ゆっくりとした呼吸と連動した動きで筋肉をほぐし、不要な力みを減らすことは、首まわりのコンディションを整えるうえでプラスに働く可能性があります。
頸椎症の方がピラティスを始める前に確認しておきたいこと
頸椎症の状態や症状の程度によっては、ピラティスの動きが逆に症状を悪化させるリスクもあります。
始める前にしっかりと確認しておくことが、安全に取り組むための大前提です。
必ず医師の診断・許可を得る
首のしびれや強い痛みがある場合、または頸椎症と診断されている場合には、ピラティスを始める前に必ず主治医や整形外科医に相談してください。
特に、頸椎症性脊髄症のように脊髄への影響が疑われるケースでは、運動の種類や負荷に細心の注意が必要です。
手足のしびれが強くなる、手先が使いにくい、歩きにくい、ふらつく、排尿・排便に異常がある場合は、ピラティスを行わず、速やかに医療機関を受診してください。
医師から運動の許可を得たうえで、理学療法士など専門的な知識を持つインストラクターとともに取り組むことが、安心・安全なスタートにつながります。
自己流は避ける
頸椎症の方が、自己判断で激しい動きや首に負担のかかるエクササイズを行うことは避けるべきです。
特に、首を大きく反らせる動き、頭を床に預ける逆転のポーズ、勢いをつけた首の回旋などは、症状を悪化させる可能性があります。
ピラティスを取り入れる際は、はじめに体の状態を丁寧にチェックしたうえで、個人の状況に合ったメニューを提案してくれるプロのサポートを受けることをおすすめします。
痛みや違和感があればすぐに中止する
運動中に首・肩・腕に強い痛みやしびれを感じた場合、または普段と異なる症状が現れた場合は、すぐに動きを止めてください。
「慣れれば良くなる」と思って我慢することは禁物です。
症状が続く場合は、医療機関への受診をご検討ください。
頸椎症のケアに取り入れやすいピラティスの動きの考え方
頸椎症の方向けのピラティスでは、首への直接的な負担を避けながら、首を支える土台となる体幹や背中・肩甲骨まわりにアプローチすることが基本的な考え方となります。
具体的な動きは個人の状態によって異なりますが、一般的な方向性をご紹介します。
体幹の安定を高める動き
体幹(コア)の安定性を高めることは、首への負担を分散させるために重要とされています。
腹部深層筋(腹横筋)や骨盤底筋、横隔膜などを意識した呼吸ベースの動きは、首や肩の力みを抜きながら身体の中心を整える効果が期待できます。
ピラティスの呼吸法(胸式呼吸)では、吸う息で胸郭を広げ、吐く息でお腹の深層筋を自然に引き込む感覚を養います。
この呼吸そのものが、インナーマッスルのトレーニングになるといわれています。
胸椎の柔軟性を引き出す動き
背中の中央部にある胸椎(12個の骨)は、デスクワークや前傾姿勢の習慣化によって硬くなりやすい部位です。
胸椎が硬くなると、その代償として頸椎や腰椎に過度な負担がかかる可能性があります。
胸椎の動きを引き出すエクササイズを取り入れることで、首への負担を分散させ、姿勢改善にもつながる可能性があります。
背骨全体をなめらかに動かすことを重視するピラティスは、この点においても有効なアプローチのひとつです。
肩甲骨まわりの動きを整える
首・肩のこりや頸椎への負担には、肩甲骨の動きが大きく関わっています。
肩甲骨を安定させる筋肉(前鋸筋・菱形筋・僧帽筋下部など)が弱くなると、肩が前に引っ張られ、頭が前に出る「スマホ首」のような姿勢になりやすくなります。
ピラティスでは、肩甲骨を適切な位置に引き寄せたり、肩関節を大きく動かしたりする動きが多く含まれているため、肩甲骨まわりのコンディションを整えるうえで役立つ可能性があります。
頸椎症の予防・改善のためにピラティス以外でできる日常ケア
ピラティスと組み合わせることで、日常生活のなかでのセルフケアがさらに効果的になる可能性があります。
頸椎症の予防や症状の悪化防止のために、日常的に意識できることをご紹介します。
姿勢の見直しから始める
デスクワークやスマートフォン操作の際の姿勢は、首への負担に直結します。
以下のような点を意識するだけでも、日常的な首への負荷を軽減できる可能性があります。
画面の高さを目線と同じかやや下に設定すること、あごを引き首を長く保つ意識を持つこと、背中を丸めず坐骨でしっかり座ること、1時間に一度は立ち上がって身体を動かすことなどが参考になります。
首・肩のストレッチを取り入れる
同じ姿勢を長時間続けた後は、首・肩まわりの筋肉が硬くなりやすい状態です。
ゆっくりとした動きで首を左右にかたむけたり、肩を大きく回したりする軽いストレッチを、痛みのない範囲で行うことが習慣化のコツです。
ただし、症状がある場合は無理に動かさず、専門家の指導のもとで適切なストレッチを選ぶことをおすすめします。
睡眠環境を整える
枕の高さや寝姿勢は、頸椎への負担に影響します。
首の自然なカーブを保てる高さの枕を選ぶこと、うつぶせ寝を避けることが、就寝中の頸椎へのストレスを減らすうえで参考になります。
ストレスや冷えに気をつける
精神的なストレスや体の冷えは、筋肉の緊張を高め、首こりや肩こりを悪化させる要因のひとつとも考えられています。
適度な運動や入浴で身体を温め、心身のリラックスを意識した生活習慣を心がけることも、長期的なケアの観点から大切なポイントです。
ピラティスに関するよくある質問
ここでは、ピラティスに関するよくある質問について回答していきます。
Q. 頸椎症と診断されていても、ピラティスを始めることはできますか?
必ず担当の医師に相談し、運動の許可を得てからスタートすることをおすすめします。
症状の種類や程度によって、適切な動きや避けるべき動きが異なります。
専門家の指導のもとで、個人の状態に合ったプログラムで取り組むことが大切です。
Q. 首に痛みやしびれがある状態でピラティスをしても大丈夫ですか?
強い痛みや手のしびれがある場合は、まず医療機関を受診することを優先してください。
症状が落ち着いた段階で、医師の許可のもとに専門家指導のピラティスに取り組む流れが安全です。
運動中に症状が悪化した場合はすぐに中止し、医師に相談してください。
Q. ピラティスで頸椎症は治りますか?
ピラティスは医療行為ではなく、身体のコンディションを整えるための運動です。
症状の根本的な治療は医師の指示に従う必要があります。
ピラティスは姿勢改善やインナーマッスルの活性化を通じて、頸椎への負担を軽減したり、不調を予防・改善するサポートとなる可能性がありますが、治療効果を保証するものではありません。
Q. 頸椎症の症状があるとき、自宅でできるセルフケアはありますか?
姿勢の見直しや、痛みのない範囲でのゆっくりしたストレッチ、睡眠環境の改善などが参考になります。
ただし、症状が強い場合や自分での判断が難しい場合は、専門家に相談したうえで適切なケア方法を確認することをおすすめします。
Q. ピラティスは何回くらいから変化を感じやすいですか?
個人差がありますが、継続的に取り組むことで、徐々に姿勢や体の使い方の変化を感じやすくなる方が多いようです。
効果の出方はお身体の状態や生活習慣によって異なるため、焦らず長期的な視点で継続することが大切です。
専門家と定期的にコミュニケーションをとりながら、無理のないペースで進めることをおすすめします。
Q. マシンピラティスとマットピラティス、頸椎症の方にはどちらが向いていますか?
マシンピラティスは、スプリングの補助により負荷を調整しやすい場合があります。
ただし、どちらが適しているかはお体の状態によって異なりますので、インストラクターに相談しながら選ぶことをおすすめします。
まとめ:頸椎症とピラティスについて知っておきたいポイント
頸椎症は、加齢や不良姿勢などによって首の骨や椎間板が変性し、首こりや肩こり、しびれなどの症状が現れる状態の総称です。
ピラティスは、インナーマッスルを鍛えながら姿勢を整えるアプローチとして、頸椎への負担を軽減する可能性があるエクササイズとして注目されています。
ただし、医療的な治療の代替にはなりません。
ピラティスを取り入れる際は、必ず医師の診断・許可を得たうえで、専門家の指導のもと個人の状態に合ったプログラムで取り組むことが安全の大前提です。
体幹の安定・胸椎の柔軟性・肩甲骨まわりのコンディションを整えることが、首への負担を軽減するための基本的な考え方です。
日常生活での姿勢改善や適度なストレッチも、ピラティスと組み合わせることでより効果的なセルフケアにつながります。
首・肩のお悩みは「慢性的なものだから仕方ない」とあきらめずに、まずは専門家に相談することをおすすめします。
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このコラムを書いた人
ピラティススタジオLimone代表 理学療法士・ヨガ・ピラティスインストラクターShunsuke Teranishi

保持資格
- 理学療法士
- PHIピラティスインストラクター
- ダイエットインストラクター
- ヨガインストラクター
メッセージ
「今までの経験を活かし姿勢改善や体の不調を整えることに特化」
私は現在で約10年間理学療法士として活動しております。その中でピラティスに出会いピラティスのすばらしさに魅了されPHIピラティスにて資格取得。
塚口のクリニックにてピラティススタジオの新規立上げを行いピラティスや自費リハビリに携わる。その後、令和5年に独立しPilates Studio Limoneを開業しました。
理学療法士やピラティストレーナーとして学んだ知識・技術を生かして多くの方のお身体の悩みを改善していきたく思います。
リハビリを行っている中で腰痛・肩こり・膝痛など様々な方が来院されておりました。その時、私は「予防していれば痛みが出なかったのにな」と感じることが多く健康な状態だからこそ健康予防の一環としてピラティスを取り入れてほしいと思っています。
ピラティス体験レッスンのご案内
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アクセス
・所在地
〒661-0002
兵庫県尼崎市塚口町1丁目18-17 Tsukaguchi生裕ビル3F西
・アクセス
阪急神戸線 塚口駅から徒歩3分、JR福知山線 塚口駅から徒歩13分
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〒658-0013
兵庫県神戸市東灘区深江北町4丁目11-35 飯田ビル3FJ号室
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